Life in the raw

毎日、英語で日記をつけます…毎日は無理かも!

近況報告

心の落ち着き失せて 胸は重し。

尋ぬとも、そは

帰らずついに。

 

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

 

最近、詩ばかり読んでいる。映画も観ている。

時間は無いので不眠症が酷くなった。

睡眠よりも生きていくために先人の言葉を必要としている、答えを求めている。

つまり私は迷走している。

病みきっている。彼はそんな時もあると言っていた。

酒浸りだ。部屋がずっと赤ワイン臭い。

それでも仕事だけは出来るものだ。不思議なもんだ。

これだけ人間が堕ちても、機械的に動く労働者魂。

真っ赤な旗、右も左も無い。

正気も狂気も無い。もちろん未来もない。

あるのは肉の器と空の酒瓶だけで。

 

嫌になるのも仕方ない。

そうでしょう、だって、この世の中に確かに愛はあるのに

私には手が届かないなんて。

 

しかし女は簡単でよかった。

新しい洋服と美しいケーキがあれば世の中は廻っていく。

どうしようもなく、愚かで傲慢で欲張りな

そんな女を非常に愛し、非常に憎んでいる。

 

梨が熟れたら、私は生まれ変わるだろうか。

この空は青に戻るだろううか。

 

返答は無い。最初から最後まで独唱である。